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G.15.8 要素への荷重付加

プレート/シェル要素上で許容される荷重のタイプを以下に示します。

  1. 要素の面に垂直に作用する荷重により構成される圧力荷重。圧力荷重は、均一の強さ、または台形的に変化する強さであることが可能であり、それらは、要素の面のある小さな部分または面全体に作用します。
  2. ジョイントで全体座標軸の方向に作用する力またはモーメントであるジョイント荷重。
  3. プレート要素の全体にわたって一定な(伸び/縮みのみを生じる)温度荷重、またはプレート要素の厚さ方向に変化してプレート要素に曲げを生じる温度荷重。要素の材料の熱膨張係数は、これらの効果を計算するために与えられる必要があります。
  4. 要素の自重は、自重荷重条件を使用して作用させることが可能です。要素の密度は、自重を計算するために与えられる必要があります。
ソリッド要素上で有効な荷重のタイプを次に示します。
  1. ソリッド要素の自重は、自重荷重条件を使用して作用させることが可能です。要素の密度は、自重を計算するために与えられる必要があります。
  2. ジョイントで全体座標軸の方向に作用する力またはモーメントであるジョイント荷重。
  3. ソリッド要素の全体にわたって一定である温度荷重(伸び/縮みのみを生じる)。要素の材料の熱膨張係数は、これらの効果を計算するために与えられる必要があります。
  4. ソリッドの面への圧力。

ソリッド要素では、並進剛性のみがサポートされます。故に、ソリッド要素のみがあるジョイントには、モーメントは作用しません。効率化のため、これらのジョイントで回転サポートが使用されます。